【第9回 矢倉囲い②】 将棋ウォーズで初段昇格を目指してみた
前回までのあらすじ
矢倉囲いを練習している中で、振り飛車への対応ができていないことに気づきました。
そこで、まずは自らが振り飛車の基本を身につけることで、矢倉囲いにフィードバックしようと考えました。
やってみたのは、ゴキゲン中飛車。
気にならずにはいられないネーミングです。
ゴキゲン中飛車を実装して感じたのは、攻めの難しさです。
簡単な手順だと思っていましたが、相手に金か銀を一枚上げられたら「攻めても成立するの?」っていう迷いに入ってしまいました。
考えながら将棋するのはしんどいです。
私の場合、「考えるのが面白くなくなって、将棋からしばらく遠のくパターン」を繰り返しています。
ということは、ここが踏ん張りどころですかね。
【前回までの記事はコチラ】
頭の中を整理してみた
前回までの時点では、「美濃」「居飛穴」あたりも試してみようと考えていました。
しかし、すでに頭は飽和状態です。
「棒銀」に始まり「矢倉囲い」、「スズメ刺し」から「ゴキゲン中飛車」。
どれ一つマスターできていないにも関わらず手を広げ過ぎですね。
そこで頭の中を整理してみました。
時には順番が入れ替わったりするでしょうが、この3つを柱にして初段昇格を目指していきます。
これによって、例えばゴキゲン中飛車を練習しながらも、「矢倉囲いを上達させるため」という目的を見失わずに済みそうです。
そういえば、「初段昇格」というのは私の本来の目的ではありません。
苦手な「定跡」をマスターするためのモチベーションとして、「初段昇格」というゴールを設定したに過ぎません。
定跡をマスターする目的は、もちろん強くなるためです。
しかし、それだけではありません。
昔の記憶がよみがえってきました。
私が定跡をマスターしたい本当の目的は、「これらの動画で起こっている状況を理解したい。他人に説明できるようになりたい」という願望から来ているかもしれません。
【将棋】羽生善治、5二銀の妙手に米長邦雄がおたけびを上げる! - YouTube
解説者が話している意味はよくわかりません。
でも、スゴいことが起こっている雰囲気は伝わります。
それを「雰囲気」ではなく「頭」で理解したいです。
アドバイスを参考に練習してみた
頭の中を整理して、まずは矢倉を固めることを念頭において練習してみることにしました。
@mataleaonacl よし、今度こそ後手だ、の場面。こちらの角道が開いていて相手の角道が閉じている場合。相手の歩か8五まで伸びてきたら7七角と角を上がるのが振り飛車の常識というか絶対手でこれを手抜くと潰れです。
— こんち (@konchi1975) 2015, 11月 15
@mataleaonacl こんなのあるみたいなのでご参考までに。 https://t.co/is3JlyGRj0
— こんち (@konchi1975) 2015, 11月 15
実践してみた
私は将棋ウォーズを利用しています。( 名前:mataleaonacl )
日本将棋連盟公認で、auスマートパスに加入していたら指し放題です。
中飛車対策はまだまだ勉強が必要。。。
棋譜:将棋ウォーズ棋譜(mataleaonacl6級対masasanLion22級)
銀が上手く攻め上がれた。
棋譜:将棋ウォーズ棋譜(mataleaonacl5級対tgmgtmg3級)
色々なパターンを頭に入れておかなければ。。
棋譜:将棋ウォーズ棋譜(KAKELU2級対mataleaonacl4級)
まとめ
4級に昇格しました。
「原始棒銀」は26級のままです。
得意囲いは、変わらず「総矢倉」です。
今回の感想です。
考えれば考えるだけ考えることが増えてくる。
なかなか上手くいきませんが、時々は結果に繋がって欲しいです。
それがモチベーションになるので。
しかし、棋譜を読むのは頭が痛かったのですが、動画で覚えるのは楽ですね。
また、他の方の対局を振り返って学ぶのも楽です。
考える時間が増えて、実践の時間が減っていますが、これなら苦になりません。
まだまだ成長できそうな気がします。
次回「第10回」は、総矢倉が25級から昇級したら報告させていただきますです。