【第7回 矢倉初心者が矢倉囲いを実装してみた】 将棋ウォーズで初段昇格を目指してみた
前回までのあらすじ
「矢倉囲い」でディフェンスしつつ、「スズメ刺し」という戦法を実践しました。
しかし、矢倉囲いをつくった頃には相手も守りを固めており、攻めるに攻められない状況に陥りました。
そこで、矢倉囲いをつくる前にスズメ刺しを敢行しましたが、上手くいきませんでした。
絶望の中で立ちすくんでいたら、読者の方からアドバイスいただきました。
定跡の目的、長所や短所を理解せず、カタチだけ覚えようとしてもダメなんですね。
【前回までの記事はコチラ】
試してみたいことがある
このような応援メンションを頂きました。
@mataleaonacl 矢倉が組めれば初段と聞いた事があります。後手急戦矢倉とか右四間飛車とか強敵が待ち構えていると思いますがお互い頑張りましょう。僕、振り飛車党なんで矢倉は組めません。
— こんち (@konchi1975) 2015, 11月 9
矢倉は初段への「ものさし」なのですね。
初段を目指している私にピッタリです。
ここで、素朴な疑問が湧き上がりました。
「矢倉囲いって、どのくらい強固なのだろうか?」
矢倉囲いについての知識も経験もない人間が、矢倉囲いを実装したらどこまでイケるのか。
将棋ウォーズは、10分の持ち時間があります。
持ち時間を使い切ると、時間切れで負けてしまいます。
このルールを利用して、10分間守り抜けるか実験してみたくなりました。
勝負としては不純かもしれません。
しかし、このようなアプローチも肥やしになるのではないかと。
実践してみた
私は将棋ウォーズを利用しています。( 名前:mataleaonacl )
矢倉囲い未完成のまま実験開始。。
棋譜:将棋ウォーズ棋譜(mataleaonacl13級対kotone11282級)
粘り強さを身につけたいところ。。
棋譜:将棋ウォーズ棋譜(mataleaonacl12級対ryu_1kunn2級)
強いな。。。28級だと思って油断できんな。
棋譜:将棋ウォーズ棋譜(mataleaonacl11級対tamanegisympo28級)
まとめ
10級に昇格しました。
「原始棒銀」は26級のままです。
得意囲いが再び「総矢倉」になりました。
矢倉囲いで守ってみた感想です。
「守るのが面白い!」っていう感じ。
相手の方には申し訳ないですが、面白いくらいに守れます。
もちろん、あっさり崩された対局もありましたが、それでも以前と比べたらディフェンスに自信を持てるようになりました。
こんなコメントを頂きました。
今回、改めて矢倉囲いに手応えを感じました。
次は、懸案事項になっている「攻め」です。
前回、スズメ刺しをやってみて、コストの高さを感じました。
サンクコストだと言えばそれまでなのですが、端の歩とか香車を動かすのだから、敵陣突破しないと元がとれない気がしてしまいます。
やはり、柔軟性を考えたら「棒銀」なのでしょうか。
次回は、「第8回」です。